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西洋医学の真実 ~医者は薬を飲まない?~

診療報酬のマイナス改定が前提となった昨今では、これまでと同じような医療活動をしていたのでは当然減収となり、採算を度外視しては病医院経営は成り立たない。その結果、収益を上げようと、ちょっとしたことで検査したり、薬を必要以上に出したり、過剰な手術や終末期医療などが目立ってきても不思議ではない。今の制度では、診察するだけではさしてお金にならないので、とりあえずいろいろやっておこうということが罷り通っているわけだ。 
 
薬について言えば、必要がないのに薬を出すだけならまだしも、その薬の副作用で本当に病人を作り出してしまう場合があるのでたちが悪い。例えば、中学以来の友人である医者は高血圧で糖尿だ。しかし、患者に薬は出すが、自身では飲まない。食事と運動で少しずつ改善していると言う。彼によれば、「薬は化学薬品であり、石油からできている。これを飲むのは、石油を飲み、プラスチックを食べているのと同じ」である。

かつてマクドナルドの社長が、「自分の孫にはハンバーガーやフライドポテトを食べさせない」と言っていたのを思い出す。ジャンクフードを製造販売している加工食品メーカーの役員は、「若者を不健康にすることで自分たちの仕事は成り立っている。いやな商売だと呪うこともある」と言っていた。大手乳製品メーカーの部長は、「わが家では牛乳は飲まず、豆乳です」と照れ笑いをしていた。世の中の真実とはこういうものだ。医者が薬を飲まないという話はこれに通ずるものがあるが、多くのひとは真実を知らされない。

先述の天本宏氏に教えてもらったことがある。「医療には限界があることを、患者も医者も知らねばならない。高齢者の健康寿命を決定する因子の半分は食事・運動・喫煙などの生活習慣。人間関係や住まい方などの環境が20%、生まれつきの遺伝子が20%。薬を含めた医療の影響はわずか10%に過ぎない」と。であるならば、世の医者たちはもっと謙虚であるべきだ。
 (続く)

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