西洋医学の真実 ~医者との決別が幸せの入口~

こんにちは。ジャムおじさん・・・こと、ヤマザキです。

今回から、私自身の医療に対する基本スタンスについてちょっと書いてみようと思います。その心は、自らの健康を維持・強化することができるのは、他でもない自分自身だということに気づいてほしいからです。あなたの身体のことは、まちがいなく昨日今日知り合った医者よりもあなた自身のほうが知っています。あなたの身体の特性も歴史も今現在の体調も。つまり、医者や医療を活用すべきところだけは活用して構いませんが、基本的には健康とは自己責任で確保すべきものだと思うのです。

ところが、私どもNPOの会員も含めて、シニアのみなさんのなかには現代の医療(あるいは医者)に盲従したり、振り回されたりして、結果的に自らの健康的な生活を損なってしまっているケースが多々見られます。 私がこの9年間に見たり聞いたりしてきたことを総括すると、今回から書き始める『西洋医学の真実』 の中身に行き着いたということなのです。しばらくの間、ぜひお付き合いください。少しだけ肩の力を抜いて読んでみてください。そして、楽観的に明るい未来を描いていただけたとしたら嬉しく思います。

なお、ここでお話しする医療および医者というのは、主に生活習慣病(慢性疾患)とその治療に携わるドクターのことです。お間違えのないようお願い致します。

ここ数年は医療崩壊論花盛りですが、多くの否定的な見通しとは異なる提言をしてみようと思います。以下は、私が医療界と係わりを持って丸八年、五〇〇名を超える医療経営者や医者たちと接するなかで培ってきた医療に対する基本スタンスです。


時には外から、時には内から病医院経営に携わり、多くの医者たちと親交を重ねるなかで得られた経験・情報・知識・知恵は、例えればパズルのピースのようなものです。そして、現在のNPOでの活動を通じて、ついぞ壮大なジグソーパズルが完成できたと言っていいのではないか。そう感じられるまでに至ったので、これを書くことにしたのです。

この内容をひとりでも多くの国民が理解・実践してくれれば、団塊世代のすべてが高齢者(六十五歳以上)に突入する二〇一五年までには、わが国の地域医療は品質を取り戻し、一方で国民医療費も逓減可能となるはずです。つまり、医療を利用する国民側が変わることで、わが国医療の窮地を救うことができるのです。いや、それ以外に具体的な方法はないと確信しています。

それほどまでに昨今の医療問題は混迷し、いっこうに出口が見つかる兆しさえも見えません。永田町も霞ヶ関も、多くの医療経営者も評論家も、おそらくは根源にある真実を正面から見据えようとしていません。長い歳月を費やして、私はようやくそれに気づいたのです。

私には、研究者のような緻密な実験データはないし、学者のような詳細な調査データもありません。さらに、専門医のような技術的な知識も持ち合わせていません。 

しかしながら、この八年に及ぶ活動の積み重ねの上に、感覚的に「真実はこうだったのだ」というものに辿り着いたのです。それは、がん患者を抱える家族が、手術直前の一大直感で「この手術は止めさせよう」と英断し、リスクを回避するような状況に似ているかもしれません。 (続く)
 


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