全国130万人のがん患者に光を与える、“論より証拠”の免疫療法

 こんにちは。ジャムおじさんです。
 前回の『笑い療法』に続いて、今日はもっともっと広い意味での『免疫療法』について書いてみたいと思います。
 
 さて、昨年より興味深くウォッチしている「ウェラー・ザン・ウェル(Weller than well)学会」なる団体があります。昨年末の大 
 集会(名古屋大会)に続き、今夏のシンポジウムの様子ものぞいてきました。
 
 自ら腎臓がんに侵され、西洋医学から見放されながらも完全治癒を勝ち取った川竹文夫氏。彼が1997年に立ち上げたNPO 
 ガンの患者学研究所は、免疫療法の医学的な根拠を確立すべく、安保徹氏(新潟大学大学院医歯学部総合研究科教授)ら
 とともに、がんからの生還者に学ぶ『日本ウェラー・ザン・ウェル学会』を発足しました。西洋医学に見放されたにもかかわらず
 がんを克服した2千人について、具体的な治癒体験の分析とその体系化を目指して活動しています。

 
 『ウェラー・ザン・ウェル大集会』は、09年6月21日、千代田区の一橋記念講堂で開催され、全国から約500人のがん患者やその家族、元がん患者である“治ったさん”(同研究所ではがんからの生還者をこう呼んでいる)が集結しました。そして、がんの自然退縮を実現させた方々の生々しい体験談を中心に、がんの完全治癒施術法の創始者6名による講演が行われました。
 
 免疫療法の権威で“安保免疫学”の創始者でもある安保徹新潟大教授や、“ゆる体操”の創始者である高岡英夫氏らは、「身体を温め、ゆるめることで免疫力を高めることができる。最初は迷いながらでも構わない。とにかく信じてやってみよう。そしてそれを習慣化していこう」と熱く語ります。その結果としてあれだけ多くの生還者を目の当たりにすると、私的にはどうしても「がん=手術」という既成観念には懐疑的にならざるを得ません。

会場でサインに応じる\"免疫博士\"安保徹新潟大教授

 
 偶然出会った医師がたまたま知っているひとつの治療法に固執するケースはいまでも多いのが実情です。たしかに一般人(患者・家族)の脳裏に“がん=手術”という図式が強く染み込んでいることもあるでしょう。しかし、医師がプロであるならば、手術をしないということも含めて、がんには複数の治療法が存在することを患者にわかりやすく示す義務があるのではないでしょうか。たまたま入局した医局の教授が提唱する治療法のみに固執することなく、他の選択肢についても、個々の医師が学んでおくべきだと思うのです。自身が学んでいないという理由で頭ごなしに否定するだけではプロ失格です。
 
 ガン患者学研究所には、がんを克服した仲間たちがたくさん集まっています。それぞれに悩み苦しんだ時期を乗り越えて、いまは充実した生活を送っています。10数年にわたり日本人の死因トップであるがん。国民の3人にひとりはがんで死ぬのです。全国のがん患者数は130万人にも及びます。そんな、がんに侵されて苦悩するひとたちに、同研究所の活動は希望の光を投げかけていることはまちがいありません。

西洋医学の真実 ~予防接種も必要ない?~

先日、インターネット上のあるサイトで、「医者の子どもの多くは予防接種を受けていない」というコラムに出くわした。興味を持った私は、早速、同窓の医者たちにメールを打つと、早々に回答のあった7人のうち、5人の家庭では受けていなかった。70%の確率である。果たして、予防接種は必要ないものなのだろうか?

「インフルエンザの予防接種をしたのに罹ってしまった。学校を休んでいる友達のお母さんも同じことを言っていた」。みなさんの周囲で、こんな会話を聞いたことはないだろうか?

 

これについて、知人の医者に解説してもらった。「インフルエンザのウィルスは気道から感染する。免疫はまず気道から作られ、血液中で作られ、最後に全身の免疫が作られる。予防接種は腕にするのだから気道の免疫とは関係がない。それに、インフルエンザウィルスはすぐに変異するから、その意味でも効果がない」。

他にもある。
現在の日本の環境ではまずかからないジフテリアやらコレラやらの予防接種に何の意味があるのか?

さらに、
予防接種には危険がついてまわることを私たちは知らされていない。予防接種が引き起こした医療事故は多々ある。抗体ができるのではなく、その病気を発症してしまうケースさえもあるという。

多くの医者の子どもは予防接種を受けていない。つまり、予防接種
は必要ない。それでも医師会は予防接種をひたすら続けている。なぜ続けられているかというと、医師会やその他業界の貴重な収入源だからに他ならない。インフルエンザの予防接種だけで全国で3億円規模になり、それは医師会やそれに関連した業界にとって大きな定期収入になっているからである。

ただし、当の医者たちが決して打たないのは言うまでもない。
知らないのは患者ばかりなり、である。 (続く)


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