ポテトチップマーケティングの恐怖 ~独断的食育論(2/4)~

こんにちは。ジャムおじさんです。
さて今回は、私なりに発見した食育論の背景について書いてみますね…。
 

私が肥満について学んだうち、もっとも重要なこと。それは、これほど多くのヒトが不健康で肥満に陥った最大の原因は、生物学ではなく経済と密接に関係しているということでした。とてつもなく強大な経済力が、私たちが自らの健康をコントロールすることを妨げているのです。

それどころか、私たちの体重増加を促していると言ってもいいでしょう。そして、その力はあまりにも強大すぎて、それを食い止めるためには、生半可なエネルギーでは太刀打ちできないということ。日本経済において、市場規模30兆円を占める加工食品産業と、同じく30兆円の医療産業について理解しなければ、私たちは自己の健康をコントロールすることは難しいだろうということでした…。
 
食品メーカーをはじめとする各企業は、自社商品の熱烈なファンである10%の顧客を徹底的に研究するそうです。彼らの好き嫌い、夢、願望、趣味、欲求、憧れのヒーロー・ヒロイン像等々。特に消費の多い顧客には「フォーカスグループ」(市場調査の事前テストのため、ターゲット市場から抽出された信者的顧客群)への参加を呼びかけ、新商品の試食や、宣伝広告を見せて意見を求めたりしながら洗脳していくのです。彼らが特定の歌手や俳優を好めば、すぐにその有名人たちがテレビやラジオで当該商品を褒めちぎる…といった具合です。思い当たりますよねぇ~。
 
また、食品系企業は、所得の低い、不健康な、過体重の顧客を標的にするのみならず、さらに悪質なことをしています。それは、商品を購入した顧客は、食品会社の化学者たちによって、健康的な量では絶対に満足しないようコントロールされてしまうということです。
 
実は、現代に蔓延る抑制の効かないイライラや、うつ病、ガン等の感情的問題や医学的難問のなかには、ジャンクフードがもたらしているものがかなりあると言われています。私が食事指導を受けている美人料理研究家・華野小町先生の言葉を借りて、ジャンクフードに大量に含まれている化学調味料の恐怖をわかりやすく説明してみましょう。
 
「果物や野菜等の天然の食物を2つ3つ食べると、私たちの舌にある味蕾(みらい)という部分が感じる喜びは徐々に薄れ、異なる種類の食べ物を欲しがるようになっています。でも、フライドポテト、コーラ、ポテトチップス等の多くの加工食品を一口食べた途端に、次から次へと口に運ばずにはいられなくなるような感覚を経験したこと、ありませんか?これは、化学調味料によって、「ひとつだけでは満足できない」ように仕掛けがなされているためなのです。この化学物質による味の変化が極端な食べ過ぎにつながり、肥満を促し、食べ物に多様性を求める味蕾本来の性質を損ねているのです」。
 

これを聞いたとき、私は身体じゅうに電気が走るのを覚えました。すっごい話だ。そして、このひとは単に美人というだけではないすっげえ人だと。(続)


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