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東洋医学に対する医師の建前と本音


さて、がんをはじめとする生活習慣病や、エイズ、アトピー性皮膚炎などに対して、西洋医学は相変わらず手を焼いています。そして、これらの病気に共通するのは、身体だけに関わる病気ではなく、心や命にも深く関わる病気だということです。だとすると、西洋医学がこれらの病気に対応できないのは当たり前の話です。心や命の問題というのは、西洋医学が科学するために真っ先に切り離したものだからです。

これに対して東洋医学とは、多かれ少なかれ、人間の心や命にはたらきかける伝統的な方法です。病気に苦しむ家族や仲間たちを前に、みんなで祈ったり身体をさすったりするという行為が、どう考えても西洋医学とは相容れないものであることはわかります。ですが、死の形が変化してなかで、どうもこうした人のスピリチュアルな部分に働きかけることで、患者さんが穏やかになったり、症状が改善したりということが多々あるのもまた真実なのです。

ですから、欧米のみならず、日本でもここ数年東洋医学に対する一般の人たちの関心が非常に高まってきたのも当然のことと言えるかもしれません。いや、西洋医学側の医療者たちもその手の集いで実に多く見かけるようになりました。もしかすると、日本人特有の建前と本音があって、本当は多くの医師たちも東洋医学の良いところは取り入れるべきだということに気づいているのかもしれません。だとすれば、それはとても嬉しいことです。彼らの胸のうちに芽生えたその気づきを、どうか読者のみなさんたちに後押しして欲しいと思います。ちょうど米国で医療を利用する側の人たちのムーブメントが病医院や医師たちを突き動かしたように。

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