NPO法人 二十四の瞳
医療、介護、福祉のことを社会福祉士に相談できるNPO「二十四の瞳」
(正式名称:市民のための医療と福祉の情報公開を推進する会)
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迫りくる老老地獄の時代 ~ 目を覚ませ社会福祉士!

福祉専門職の最高峰、社会福祉士。
その国家試験は超難関とされ、合格率は3割に満たない。
が、多大な時間とお金をかけて合格を勝ち取った彼らは、同資格の認知度と賃金の低さに愕然とし、ヤル気をなくし、やがて病医院や介護施設のなかで他の専門職に埋もれていく・・・。


しかし、だ。
最難関といわれる国家試験を乗り切った彼らには、豊富な見識と人間的なバランスがある。

国が高齢者をはじめとする社会的弱者の切り捨てに舵を切った今、地域で救世主となれる可能性をもっとも秘めている存在。それが社会福祉士だ。 


超高齢社会となったニッポンで、社会福祉士がいかに付加価値を提供し、いかに使命を果たし、いかにステータスを上げていくか。

これを具体化するために、母校・慶應義塾大学を拠点に『社会福祉士三田会』が発足した。

若くて有能な世代に社会福祉士を目指してもらうために。
こんなはずじゃあなかった・・・と肩を落としている社会福祉士たちのために。

2015年には、団塊世代がすべて65歳以上となる。
老老介護・老老相続は当たり前となり、老老虐待・老老殺人・老老心中が日常茶飯事となる。それでも社会保障の予算は増えない。だって、医療や福祉は票にならないから。

その結果、介護施設もマンパワーも永久に足らず、高齢者世帯は地獄と化す。
子ども世帯と離れて暮らす高齢者にとって、国も自治体も医者もケアマネも頼れない世の中で暮らしを維持していくためにも、老後生活のゲートキーパーたり得る社会福祉士を確保しておく意味は大きい。


社会福祉士は全国に14万人。
まずは彼らが目覚め、真に自律した社会福祉士になることだ。
誇りと自信と野心を持って、医療福祉界のリーダーとなるために、はじめの一歩を踏み出してほしい。そう願っている。

『社会福祉士三田会』にご興味ある方。どうぞ下記宛て、お気軽にご一報ください。次回定例会(平成24年7月21日(土)午後4時から@慶應義塾大学三田校舎)に、是非ともご参加いただきたいと思います。

問合せ先アドレス:
npo24no1103cool765@yahoo.co.jp または npo24no1103@dream.jp

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