NPO法人 二十四の瞳
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『希望の電話129』って知ってますか?

こんにちは、"ジャムおじさん" ことヤマザキです。

先日韓国に行ってちょっと驚いたことを紹介しようと思います。それは・・・。

韓国では、全国どこからでも局番なしに129番を押すと、24時間、保健福祉関連の相談を受けることができるってこと。韓国政府(保健福祉部)は、2005年から「129コールサービス」を開通し、国民基礎生活保障制度に基づく相談や各種健康・福祉サービス、児童虐待など緊急支援分野の相談などを一つに統合した『希望の電話 129 コールサービス』を行っているのです。

さらに、これから129電話が保健福祉分野だけでなく、雇用、教育など国民の立場で必要なすべてのサービスをワンストップで相談できる機関として拡充しつつあるそうです。

素晴らしい!

で、もうひとつ驚いたのが、韓国では病医院相互の情報連携がほぼ完璧になされていること。カルテをはじめとする患者情報はほぼすべての医療機関で一元共有管理されているため、日本のように病院を変わるたびに一から症状の説明をしなおしたり、複数の病院で薬の処方が重複したり・・・といったことがないわけです。

それにひきかえ、わが国の医療システムといったら・・・。
グググッ。ああ情けない。

国や行政に期待してもムダならば、例えばどこかの病医院で、24時間対応のお困りごと相談サービスなんてやってみたらどうでしょうか?病医院が健康上の問題以外にも相談に乗ってくれたとしたら、きっとファンが増えること請け合いです。

人の健康なんて、身体のことだけじゃないわけでしょ。暮らしの中で不安や悩みを抱えていたら、いくら病気を潰したって健康にはなれないんですから。

医療経営に逆風が吹き荒れるなか、こんなところが打開のカギを握っているような気がしてなりません。こんな話を耳にして、ビビッとくる医療経営者がどこかにいないもんでしょうかねぇ・・・。

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