NPO法人 二十四の瞳
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知行合一

知行合一。
明治維新の精神的指導者、吉田松陰(1830年~1859年)が愛した言葉のひとつだ。

1854年、米国のペリー艦隊の船への密航を企てた罪で投獄されるも1855年に出獄。
蟄居中に故郷・山口県の萩で子弟を集めて松下村塾を開いた。
塾での教育には、吉田松陰の全身からあふれる人間愛と祖国愛、時代の流れに対する的確な洞察があった。
山県有朋、伊藤博文、久坂玄瑞、高杉晋作など、明治維新の中心的役割を担う人材を輩出した。

ある時、松陰が塾生に「君は何のために学問をするのかね」と尋ねた。
塾生は「どうも本が読めませんので、よく読めるようになりたいのです」と答えた。
すると松陰は、「学者になるのではないのだよ。人は学んだことをどう実行するかが大切なんだよ」と諭した。
ただ物事を知ったり、理屈を言ったりするだけでなく、何事も実行していくことこそが大事なのだと説いた。

1858年、吉田松陰は「安政の大獄」で再び投獄され、翌1859年斬首された。
若干26歳。
その短くも熱き人生に触れるとき、私は自身の人生を恥ずかしく思わずにはいられない。

志定まれば、気盛んなり。

吉田松陰のように、決して揺らぐことのない軸足というものが、どうにも私には持てないからだ。
にもかかわらず、なんやかんやで、松陰の倍近くも、ただのほほんと生きている。
情けないじゃないか。

草莽崛起
そうもうくっき

吉田松陰が日本の変革のために、在野の人間に対して決起を促した言葉である。
現状に甘んじて、怠惰と惰性の時間を過ごすとき、私は必ず同じ夢を見る。

夢の中に、学生時代の教科書で見た吉田松陰が現れて、『草莽崛起、草莽崛起』と訴えかけてくるのである・・・。

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