賢い老後には戦略がいる!


長生きしなければいけない時代である。
だからこそ、いま求められる親子関係のパラダイムシフトについて書いてみたい。


否応なしに100歳まで生きなければならない時代である。
現代を生きる私たちは、長生きと引き換えに、対処しなければならない試練を与えられた。

長生きしなければいけない時代の老老地獄である。
戦国時代さながらに、親子間の哀しい事件が止まらない。


老老介護や老老相続の問題は、介護殺人や介護心中、子ども同士の遺産争いなど、悲惨で哀しい事件の火種を孕んでいる。誰もが通る道だ。社会保障をはじめとする国家インフラが未整備のまま世界に稀な長寿高齢王国となったニッポン。そこにあるのは長寿どころか長生き地獄だ。

20世紀最大の海難事件タイタニック沈没からちょうど100年。
こんど沈むのは戦略なきニッポン丸かもしれない。

続く


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