日本の医療制度の3原則
日本の医療制度には、の大きな特徴が3つあります。
1 国民皆保険制度
諸外国で保険制度が整備されていない国、貧富の差によって補助や補償の違いなど差が出る国とは違い、わが国の保険制度は国民が平等に医療が受けられる世界に誇れる社会保障制度です。
2 現物給付方式
医療保険に加入していれば病気などの時、医療という現物を受ける事が出来ます。安い費用で受けれるので国民に安心感を与える事ができます。
3 フリーアクセス制
健康保健証をみせれば、いつでも、だれでも、何処でも受診する事が出来る制度です。諸外国では、まず家庭医にかかり、専門医の診察が必要なら紹介状をもらって予約をとりないと駄目なので、手術も順番待ちというイギリスなんてのもあります。
この3点は日本が世界に誇れるものです。しかしながら、この3点に甘えている「医者」と「患者」がうじゃうじゃいます。
薬はもらった方がいい、大学病院の専門医やエライ先生に観てもらいたい。家族用にもに湿布薬をもらっておこう、生活を変えななくても薬をもらっていれば大丈夫・・・。ってな患者がたくさんいます。
薬をたくさん出した方が儲かる、
患者指導なんてしている時間はもったない、その時間に一人でも多く診よう、治してしまったら来なくなっちゃう・・・。なぁんて医者がたくさんいるのです。こういった、親方日の丸的な思想の人たちが、この日本の医療保険を崩壊させてしまったのです。
無自覚・無責任・人任せ・考えなし。
日本をこんな国にすることが、GHQおよびマッカーサーのミッションだったのかも・・・知れませんねぇ・・・。