わたしたちがとるべき行動
★政治に行政に医療経営者。こんなことを彼らに説いてまわっても時間の無駄。真実であればあるほど、ドラスティックな変革を彼らの多くは望まないからだ。国民のひとりひとりが変わっていくしかない。わたしたちが健康な生活を取り戻すためには、とにもかくにも真実を知ることだ。(つまり、この本を最後まで読んでください)
★真実を知ったら、まずは患者側が無意味な治療を徹底拒否すること。明日から無駄な病医院通いをやめるのだ。患者が来なくなり診療行為が激減すれば、減収減益となり医療経営は覚束なくなる。経営的に追い詰めることで副業なり転職をせざるを得なくするのだ。
★患者側の強権発動によって炙りだされた余剰マンパワーは、真の救急医療、小児医療、周産期医療、在宅医療等に振り分ける。つまり、患者にとって何の役にも立たない医療行為を繰り返している医師たちを、その地域で本当に必要な診療分野に最適再配置するのである。
★並行して、いまの医療の何が無駄なのか、国民に真実を伝えていく。中学生以上に対しては、真の健康教育を義務づけるべきだ。どうも永田町や霞ヶ関界隈ではそんな動きが出てきた気配があって楽しみだ。国民が真実を理解し、それを実践することでしかわが国の医療崩壊を食い止めることはできない。