NPO法人 二十四の瞳
医療、介護、福祉のことを社会福祉士に相談できるNPO「二十四の瞳」
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がん3大療法の真実(前編)

こんにちは。ジャムおじさんです。
今回は、ご本人の了解を得た上で、がん再発の相談事例をご紹介します。ちょっぴり重たいですが、よかったら読んでみてください。
 
夕べの深夜3時頃、突然の電話で起こされました。事務所の代表電話は、いつもであれば、22時から翌10時まではコールセンターに転送をかけておくのですが、昨夜はたまたま事務所で遅くまでモノを書いていたため受話器を取ることができたわけです。まぁ、こういうのも相談者と私との不思議なご縁だと思います。声の感じでは、まだ若い女性でした。
 
「約1年前に乳がんの手術をしました。すっかりきれいに取れたからもう大丈夫、と言われたにもかかわらず、先日の検査で転移が見つかったと告げられました…」
 
暗く落ち込んだ声で彼女は言いました。聞いてみると、再発予防の抗がん剤もしっかりやっていたとのことです。本人はすっかり安心していたそうです。それが急転直下、奈落の底に突き落とされて、茫然自失となりながらもインターネットでこれから取るべき道を探していて『二十四の瞳』に電話してくれたのです。
 
私は約1時間、彼女の話を聴き、また、質問されたことや伝えたいことをお話しました。その内容は以下のようなものです。
 
●がんをすべて除去し放射線や抗がん剤でフォローしても、数年後に再発・転移が見つかるのはよくあること。
●がんの3大療法は、目に見えるがんを取り除くものであって、がんを引き起こした原因には手をつけられない。
●根本原因を潰さない3大療法はニキビを潰しているようなもの。しかし、ニキビとちがって3大療法を繰り返せばそれだけ身体が衰弱し生命を落とす確率が高まる。
●がんが発見されたときの生活を繰り返してはいけない。自分の生活習慣の何がいけなかったのかを真剣に考え、それを悔い改めない限りがんは再発する確率が高い。

●がんの3大療法とは、単なる時間稼ぎのための応急処置でしかない。

(次回に続く)

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