相続:小規模宅地特例&特定居住用宅地特例2
Q:
土地は父(1/2)・母(1/2)の共有、建物も父(1/6)・母(1/6)・私(4/6)の共有です。他に自宅あり。私は法人の社長で、法人には父も母も出資しています。
土地は父(1/2)・母(1/2)の共有、建物も父(1/6)・母(1/6)・私(4/6)の共有です。他に自宅あり。私は法人の社長で、法人には父も母も出資しています。
昨年母が亡くなりました。母の分の土地を父が全部相続した場合、小規模宅地の特例は適用可能でしょうか。また、私が相続した場合や共有で相続した場合にはどうなるのでしょうか?父も高齢であり、今後のことも含めてどのようにしたらいいのかアドバイスをお願いします。
A:
建物がご両親のご自宅で父が相続した場合には、小規模宅地の特例は適用可です。また、共有の場合には、父の部分のみ特例の適用となります。建物に自宅以外の部分(貸付部分)がある場合には、さらに減額ありです。
あなたは母と同居していなかったので、この特例は受けられません。父と共有で相続した
場合も、あなたが取得する共有部分は特例の対象にはなりません。
将来的に、父の自宅の相続について特例を受けるためには、同居して家計をひとつにして生活しておかなければなりません。
以上
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