PPPその他の質問5項目
それでは、続けてポジションを明確にするための質問をご紹介していきましょう。
③理想の患者は、通常医療機関を選ぶ際に、どんな情報源を使っているか。
④最近、理想的な患者はどのように貴院にやってきて、医師をはじめとする職員とどんなやりとりをし、どのように帰っていくか。
⑤既存患者は、似たような医療機関、似たようなサービスを利用する、または、一切の受診をせずに済ませるという選択肢があるなかで、なぜ敢えて貴院にやってくるのか。
⑥⑤で得られた貴院の優位性が本当であることを実証できる何かがあるか。どうすれば、第三者にも本当だと認識してもらえるか。
⑦理想の患者は、現在の医療や福祉について、どんなことに夜も眠れない程の不安や悩み、あるいは怒りを抱えているか。そして、これらを解消するために、貴院のサービスはどのように役立つのか。
どうですか。以上が、貴院のポジションを固めるために必要となる最低限の7つの質問です。簡単すぎて、肩透かしを食らったなんて言わないで下さいよ。実際にやってみると、経営者の考えが、いかに職員に浸透していないかが実感できるはずです。経営者とまるで違った方向を向いた職員の方々が、現場の一線で活動していることの恐ろしさをご理解いただけるでしょうか?
いずれにせよ、これらが固まって初めてPRMのスタートラインに立ったと言うことができます。それでは、PRMについて続けましょう。
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