NPO法人 二十四の瞳
医療、介護、福祉のことを社会福祉士に相談できるNPO「二十四の瞳」
(正式名称:市民のための医療と福祉の情報公開を推進する会)
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PRMの本質

 PRMはアナタのファンを増やすための方法論である。そして、このPRMという方法論を回すエンジンがアナタのモラル、わかりやすく言えば患者や地域の人々をエンターテインしようとする心「サービスマインド」である。それは、ひとを癒す心、あるいは勇気や希望を与える心と言ってもいいだろう。これを魂の底から理解し、実践してこその「患者様第一」なのだ。
 
 繰り返すが、
医療ネタを取り上げるテレビ番組や患者学関連の書物によって、現代の患者は情報武装化した。消費する側の意識が大きく変貌したにもかかわらず、止まらない医療過誤、医療を扱うお茶の間情報番組、患者学ブーム、全国紙上のさまざまな医療関連の企画、そして、世論および患者側のここまでもの気運に対してさえ鈍感な多くの医療従事者(もちろん筆頭はドクター)たち・・・。
 
 ここ数年、「患者様第一」とか「患者様本位」とか
「患者様視点」といったフレーズを盛り込んだ標語のようなものが掲示されている医療機関をよく見かける。わかってないなぁとつくづく思う。それが証拠に、待合いで見かけるスタッフを呼び止めて尋ねてみればいい。

 
 「こちらの病院でいう患者第一とは、具体的にはどのようなことなのですか?」と。果たして、10人に声をかけたとして何人から然るべき回答が得られるだろうか。ぶっちゃけた話、現時点でも殆どの医療機関が「自分たち(職員)第一」だ。日常のオペレーションは勿論のこと、意識レベルでも患者よりドクター、その次にくるのが自分たち。今日の医療機関においては、やはり患者=ペイシェント(受難者)なのである。

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