その7 「終の棲家」はこう決める ~騙されない施設選び3つの質問~
実際問題として、介護が必要になったらこの世も終わりと心しておくこと。自分でトイレができなくなったら自宅での療養は諦めるべし。でないと大切な家族まで倒れてしまう。老老心中や介護虐待のもとだ。食事や入浴の介助と違って、トイレだけは計画的にいかない。家族は夜も眠れなくなり、やがてアナタを憎むようになっていく。この介護はいつまで続くのか・・・。
この出口なき迷宮では、どんなに奇特な心の持ち主であっても、かなりの確率で自分自身を見失ってしまう。ボケも同様。身内だけではない。世の中に迷惑をかけることになる。そうならないよう日々努力するのがクールな老人のあるべき姿だ。
死に場所くらいは自分で探しておけ。
いつまでも自分の家にしがみつくな。
それ以上に子どもたちにしがみつくな。
いつまでも自分の家にしがみつくな。
それ以上に子どもたちにしがみつくな。
懐具合と相談して、今のうちから終の棲家の目星をつけておくことだ。
子どもたちも忙しい。自分のケツは自分で拭け。
死に場所については、元気なうちから然るべき相手と十分に意思の疎通を図っておかねばならない。然るべき相手、と言った意味は、必ずしも配偶者や子どもたちが最期を看取ってくれるとは限らないからだ。
多くの人たちが「自宅か施設か」を議論しているが、本当に問題となるのは「誰に看取ってもらうか」ということである。現代は、2組に1組が離婚する世の中だ。しかも、夫婦の5割がセックスレスだという。
が、仮に配偶者に看取ってもらうという前提で考えたとき、次のように考えるべきだと私は思う。
●排泄介助が必要で、かつ月額三〇万円以上支払える財力があれば、無条件で施設。
●排泄介助が必要ではあるが経済的制約がある場合は、介護病棟を有する病院。併せて療
養費の上限を設定する手続きを取る。
●排泄介助が必要なく、自宅療養を望む場合、訪問診療&訪問看護&訪問介護他を利用す
るための手続きを取る。
なお、仮に施設を検討する場合のチェックポイントは、次の3点である。
①途中解約時の返還金の算出方法
②緊急時医療サポートの具体的内容
③認知症になっても本当に最期まで入居できるか
私どもNPO『二十四の瞳』では、予算やニーズに合致した施設探しや現地見学同行等、最後の生活場所選びに失敗することがないよう、可能な限りのサポートを致しております。


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