薬は飲むな ~医者はクスリを飲まない~
いかがだったでしょうか。日本の患者さんたちが彼の半分くらいでも医師に説明を求めるように変わっていくと、西洋医学や日本の医療システムも変わるかもしれないなと思いながら彼の話を聞いていました。細かな数値はともかく、全体的な話はそのとおりだというのが私の感想です。
私たちの本当の健康というものを考えた場合、基本的に化学薬品は服用しないほうがいいでしょう。やむなく薬を出す場合には、医師はキッチリと説明する。不安ならば患者もしっかり質問する。長寿高齢時代の今、そんな関係が求められます。必要がないのに薬を出すだけならまだしも、その薬の副作用で本当に病人を作り出してしまう場合もあるので困りものです。ある意味では、薬は化学薬品であり石油からできているわけで、これを飲むというのは、石油を飲み、プラスチックを食べているのと同じようなものかもしれません。ちなみに、私の知り合いの医師仲間にも高血圧だったり糖尿だったりする人はかなりいます。でも、彼らは、患者さんには薬を出しますが、自分では薬を飲まずに食事や運動で少しずつ改善しています。真実というのは、いつもこういうものなのかもしれません。