NPO法人 二十四の瞳
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食品もどきにご用心

Food-Revolution その8をお届けします。

スーパーやコンビニに、毎年どれくらいの新商品が並ぶと思いますか?
 
な・な・なぁんと、2万アイテムです。
そのほとんどは、加工食品メーカーのエリート科学者たちが調合した加工度の高い「食品もどき」。本当の意味で、『食べ物』とは呼べないものばかりです。まずまちがいなく、トウモロコシや大豆由来の、人体には馴染みの薄い食品添加物が盛り込まれています。

こうした複雑怪奇な食品は、私たちに本来備わっている糖分・塩分・脂肪分などに対する嗜好を巧みに刺激して、「もっと食べたい」と思わせるように加工されています。スナック菓子を食べ始めるとやめられなくなっちゃう・・・なんて経験、誰にでもあると思います。あれもぜぇんぶ、原材料に含まれる化学物質のなせる業です。

エトキシ化ジグリセリド、セルロース、キサンタンガム、プロピオン酸カルシウム、硫酸アンモニウム、アスパラテーム、スプレンダ、ブドウ糖果糖液糖(コーンシロップ)、デキストリン(糊糖)、フラクトオリゴ糖、グルコース、スクロース(ショ糖)、転化糖、ポリデキストロース、タービナード・・・。

これらの化学物質を摂りすぎて良いことは何もありません。加工食品会社が使用するこれらの物質は、食品の賞味期限を延ばして、古い商品を新鮮に維持して、実際の味よりも美味しそうに感じさせ、私たちにたくさん食べさせるために使われているのです。

商品パッケージを見て、これらのようなふつうの家の食卓にはないような難しい成分が記載されていたなら、それが「食品もどき」の証拠。カゴに入れるのはやめたほうがいいと思います。まずは、購入する前にパッケージの原材料表示をチェックする習慣をつけてくださいネ。
 
★今日のルール。
『むずかしい名前の原材料を含むものを食べない』


【華野小町プロフィール
宮崎出身の料理研究家。管理栄養士。
卒業後、大手給食会社や医療機関勤務を経て2000年よりフリー。
NPO二十四の瞳では、会員向けに個別食事指導や講演を行っており、『食の女神』として大人気! (by ジャム)

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