肥満と不健康がとまらない
★全人口の30%が過体重および肥満という事実小中学生の肥満児出現率がここ30年で3倍に!
★これほど多くのヒトを不健康で肥満にしたのは誰か
★とてつもなく強大な力が、私たちが自らの健康をコントロールできないよう操作している。いいえ。そればかりか体重増加を促している。あまりに強大なその力を食い止めるために、私は改めていま、ハナコマ流の食革命を推進していきます!
知人のNPO代表者(って言うか、親愛なるJさん、つまり山崎さん)が、2006年の春の健康診断で初めて『肥満』と判定され、アルコール量の低減ならびに食生活全般の改善を宣告されました。それ以来、私はJさんをモニターに(ゴメンなさい!)、『意思の弱い人間でも、楽に継続的に実践できる食改善』について取り組んできた。
その過程で私がもっとも危機感を抱いたのは、心身ともに健康的な生活を送るために不可欠な三大要素『食事・運動・ストレスコントロール』について調査すればするほどに、肥満というものの恐ろしさを再認識したからである。
米国同様、いまの日本にも過体重と肥満が蔓延しつつある。特に、未来ある子どもたちにその悪影響が出始めていることは、私たちがもっとも気にかけねばならない点である。
私が肥満について学んだうち、もっとも重要なのは、これほど多くのヒトが不健康で肥満に陥った最大の理由は、生物学ではなく経済学と密接に関係しているということ。とてつもなく強大な経済力が、私たちが自らの健康をコントロールすることを妨げている。それどころか、私たちの体重増加を促しているのだ。そして、その力はあまりにも強大で、それを食い止めるためには、生半可なエネルギーでは太刀打ちできない。
今回からは、私が推進する食生活革命の背景について、みなさまにわかりやすく説明していこうと思います。