ボケ予防の3本柱 ~大豆と豆腐と小町女史~

先日おふくろがボケてしまったことを書いたら、華野小町さんからお電話をいただいた。
愚痴を聞いてもらうとともに、いろいろと役立つ話を聞かせてくれた。
みなさんにもご紹介します・・・。

脳科学の研究を信ずるならば、ボケないためのポイントは海馬である。
側頭葉の中にある記憶中枢だ。ラテン語でヒポカンポス。頭部が馬で体が魚という架空の動物。
英語ならシーホース。タツノオトシゴである。どうやら、物理的にそんな形をしているようだ。

で、ボケの原因が、この海馬の神経細胞異常だという。
おふくろの脳をCTで断層撮影してみると、海馬の神経細胞が著しく萎縮しているのがよくわかる。

アルツハイマー病の危険因子は何と言っても加齢。
60歳を過ぎると5年単位でアルツハイマーの出現率が倍々に増えていくらしい。
他に、やはり近親者に発症頻度が高い。
また、性格的に頑固な人、非社交的な人もなりやすい。

小町先生に予防策を教えてもらった。
脳を健康な状態に保つには、まず大豆を日常的にたくさん摂り、陽気で快活な異性とつきあうこと。

つまり、小町先生のような女性とつきえってもらえばいいことになるわけだ。
でもって、納豆や豆腐のみならず、それらを使ってメニューに工夫を凝らしてもらう。
そしてふたりであれこれ楽しい会話をしながら美味しくいただく。
これはいい。わくわくしてきた。

ちなみに、レシチンという健康食品を毎日摂取してもいいらしい。欧米ではレシチンはIQ食品(頭脳食品)として知られているとのこと。神経細胞にレシチン成分が増えれば増えるほど、ストレスに対する抗体ができてくる。子どものときから積極的に摂らせれば、集中力、記憶力、学習意欲も高まるという。

小町先生、末永く、よろしくお願い致しますっ!

ボケたらあかん

実は・・・。
昨年夏におふくろが認知症の確定診断を受けた。
アルツハイマー病。
一昨年の秋に逝った父に続いて、だ。

おやじの場合は暴力や徘徊などの問題行動があった。
それを2年間、自宅で介護したおふくろのストレスは相当なものだったはず。
それがいま出てきたのだろうと思っている。

で、おふくろは暴言だ。
同じことを何度も繰り返すのに加え、信じられないような言葉を吐く。
いちばん身近な存在である私に対して。
信じられない。やるせない。
病気のせいとわかっていても、やはり苛立たずにはいられない。
NPOの活動を通じて多くのシニアと接しているが、他人と身内ではやはりちがう。
冷静ではいられない。

おやじのときはまだ冷静でいられた。
不可解な言動があっても毅然と抑制し、落ち着かせることができていた。
しかし、幼少時からの接触密度が濃かったせいか、逆におふくろに対しては感情的になってしまう。

今日こそはすべてを受容して、にこやかに笑顔で向き合おう。
そう言い聞かせながらも、数分後にはやはり刺々しいやりとりになってしまう。
申し訳ないし、気の毒だと思う。

しかし、人格が変わってしまったおふくろにつきあうことの怖さを覚える自分がいる。
おやじの相手をしてストレスを溜め込んだおふくろ。
そして近い将来、こんどは私がそうなってしまいやしないかという怖さである。
となれば、私の子どもにストレスを撒き散らしてしまうのではないか。

そう考えると、私自身、精神的にはおふくろと距離を置くしかないと考えるようになった。
本来ならば気持ちの上でも寄り添ってあげたいとは思う。
しかし、あきらめた。
もう気力がない。
あきらめて、割り切って、距離を置くことにする・・・。

第1位 がん

1位 悪性新生物(がん) 31%

まずは、下記について意識されることをお奨めします。

①禁煙

②バラエティに富んだ果物・野菜や低脂肪食品中心の食生活
③健康的な体重の維持 *BMI= 体重(kg) 身長(m)×身長(m) 理想値=22
17未満:やせすぎ、19未満:やせ、25未満:標準、30未満:やや肥満、30以上:肥満
④週に3~5日、30分間の有酸素運動を
⑤紫外線を避け、夏場は日焼け止めを使用する
⑥アルコールをなるべく飲まない。許容量 *ビール(500ml×1、日本酒1合、休肝日確保)
⑦他人の煙草の煙を極力避ける
⑧ストレスを溜めない
⑨朝晩の腹式呼吸と入浴で身体を弛め、温める *41℃で30分
⑩家系にがんが多い場合は、とくに上記を徹底する


その上で・・・。

あいも変わらず「早期発見」やら「手術の大いなる可能性」やら、がんについての偏った情報が溢れています。日本の医療界の戯言。

手術、手術、手術・・・放射線、放射線、放射線・・・抗がん剤、抗がん剤、抗がん剤・・・


アメリカでは、ガン患者の4人に3人が、ヨーガ、瞑想、食餌療法、睡眠療法、音楽療法などを組み合わせた統合的な治療を受けている。で、定期的に西洋医学の先端技術を駆使した検査方法で、がんの状態をチェックする・・・のです。

アメリカ政府は、この代替医療の研究にかなりの国家予算をつけています。カナダやヨーロッパでもなども同じ路線を歩んでいるようです。

が・・・。日本は相かわらず昔ながらの悪しき3大療法に固執しています。原発問題同様、手術にこだわることで利益を得ている輩が大勢いるということです。この国は、ホント、嘘だらけですねぇ。

私たちは誰でも、毎日5000個程度の癌細胞が出来ているのです。心身が健康な場合、ナチュラルキラーなる免疫細胞が癌を食いつぶしてくれているわけです。でも、不健康になって免疫力が落ちると、毎日発生してくる癌細胞が処理されずにどんどん溜まっていってしまう。

となると、手術で取って、「はい、除去できましたよ」ということは意味がないということだ。免疫力が低下して、癌細胞を蔓延らせてしまった元凶(主として生活上の不安やストレス)を改めない限り、何をやっても癌細胞を克服することはできない。

それを医者も霞ヶ関も永田町も、みぃんなわかっていながら、がん検診とか訳のわからない仕掛けを作って国民の目を真実から逸らさせている・・・。

わたしたちは、もういいかげんに目を覚まさねばならない。

第2位 心疾患

2位 心疾患      16%

心疾患とは血液の流れが悪くなることで、心臓の筋肉(心筋)に栄養や酸素を運ぶための冠動脈がふさがって引き起こされる心臓の病気です。

心疾患は主に狭心症や心筋梗塞などを指しますが、狭心症の症状としては胸の痛みや下顎、左腕の痛みなどがあり、それらの痛みが5分以内になくなることが特徴といわれます。

また、心筋梗塞の場合、症状として胸の痛みが30分以上続くことで命にかかわる場合もあります。

日常的に心がけてほしいことを以下に記します。

①禁煙

②適正体重の維持
③バラエティに富んだ果物・野菜や低脂肪食品中心の食生活
④アルコールは適量に 
⑤週に3~5日、30分間の有酸素運動を
⑥コレステロール値を正常範囲に保つ 
*女性なら220~250が適正。270以下なら問題なし。
⑦薬に頼らず、食事や運動によって血圧およびコレステロール値を管理
*血圧は、60代で140まで、70代で160まで、80代で180までは許容範囲
⑧リラックスを心がけ、身体的および感情的ストレスを減らす
⑨心拍数および血圧をチェックする
⑩入浴時等、急激な温度変化を避ける

明日はいよいよ第1位です。

第3位 脳血管疾患

3位 脳血管疾患    13%

脳の血管が血栓(血の塊)によってつまり、そこから先へ酸素や栄養が供給されなくなると、脳の組織が破壊されてしまいます。

脳の血管が動脈硬化を起こして細くなり、血流が途絶えしまう状態が脳血栓。
心臓や頚部の動脈でできた血栓が剥がれて、脳の血管に詰まってしまう状態が脳塞栓。

脳血栓は、主に高齢者に起こり、知覚障害、運動障害、意識障害などが徐々に進行します。脳塞栓は、突然に半身の麻痺や痙攣によって始まることが多いと言われています。

さらに、脳の血管が動脈硬化によって脆くなって血圧が高くなると、動脈が急に破れて脳の中で出血が起こります。これが脳出血です。多くの場合、突然意識を失って倒れ、深い昏睡に陥り半身麻痺を起こします。

日常的に、以下のことを心がけてください。

①血圧を正常範囲内に保つ

②玄米および野菜や豆類中心の食生活
③粗食
④コレステロール値を正常範囲に保つ *240~280が適正。170未満は逆に危険
⑤禁煙
⑥糖尿病を予防する
⑦健康的な体重を維持する
⑧週に3~5日、30分間の有酸素運動を
⑨リラックスを心がけ、身体的および感情的ストレスを減らす

⑩アルコールは適量に

明日は第2位です。

第4位 肺炎

4位 肺炎        9%

タバコについて、ちょっと書かせてもらいます。

『タバコを吸う女性は子どもを産むな!』

妊婦の喫煙が胎児に与える悪影響は明らか。
未熟児や障害児を産んでしまうリスク。
早産や流産のリスク。

これらを承知の上で有害なモノに手を染めているような女性には、
絶対に子どもを産んで欲しくない。
頼むからやめてほしい。

知人の医者も言っている。

『喫煙者の女性が障害児を産んだら、全資産及びその人権を剥奪されても、全額自己負担で子供の面倒を見させるべき』と。

あのニオイはすぐ髪や服につく。
で、これがなかなか取れない。
あれと同じモノが肺にもつくわけだ。
服は洗えるけど、肺は洗えない。

旧専売公社のバックは財務省なのがまた気に入らない。
煙草会社に天下りさせてる輩が、医療費財政を語る資格はない。
いいかげんにしろと言いたい!

一日も早く税金をバカ高くして、誰も買えないようにして貰いたいもんだ。
ま、やらないだろうな・・・。

スミマセン。
取り乱しまして・・・。
                                                                                    
以下、肺炎の予防策です。

①禁煙
②他人の煙草の煙を避ける
③職場の化学物質汚染に留意する

④自宅や職場に空気清浄器を設置し、可能な限り清潔な空気を吸うようにする
⑤人混みに出るときはマスク着用を
⑥ストレス緩和
⑦定期的な軽体操
⑧健康的な食生活
⑨背骨を適正な状態に保つ
⑩インフルエンザを予防する

いよいよ明日からはトップ3です。

第5位 不慮の事故

5位 不慮の事故     4%

この世に人間として生を受け、老いるまで生きられて、病気で死を迎えられる素晴らしさ。

事故でも自殺でも戦争でもなく、病気で死ねることの素晴らしさ。

永遠の命など存在しない以上、人間として踏むべき順序を踏んだ上で死を迎えられる素晴らしさ。

究極至極の歓びである。

不慮の事故には気をつけたいものだ・・・。
あとは天災ですよねぇ・・・。

さて、対策は・・・。


①飲酒運転はしない

②薬を服用したとき、睡眠不足のときは運転しない
③安全運転 *シートベルトの着用、スピードを出しすぎない
④寝室には一酸化炭素および煙探知器を
⑤ストーブや湯沸かし器は毎年点検する
⑥洗剤等、清掃用品のラベルに記載された注意事項を遵守する
⑦化学製品使用の際には換気に気をつける
⑧空気清浄器や水の濾過装置を設置。フィルターは定期的に交換する
⑨シャワー室およびバスタブに滑り止めマットを敷く
⑩ひとりでは泳がない、走らない、遠出しない

明日は第4位です。

第6位 自殺

6位 自殺        3%

2010年(平成22年)における日本の自殺率(人口10万人あたりの自殺者数)は24.9人。
自殺者数は31690人。これは同じ年の交通事故者数(4863人)の6.51倍。
もうここ10年くらい、ずっと3万人超えが続いています。

ちなみに、日本の自殺率はアメリカ合衆国の自殺率の2倍だそうです。
主要国G8諸国、OECD加盟国、いずれにおいても日本が自殺率トップです。
とくに、20代から30代にかけては死因のトップが自殺。深刻です・・・。

自殺は望ましくないことですが、人それぞれさまざまな事情もあるのでしょう。
やむを得ず自殺を選択する場合には、どうか他者に迷惑をかける方法だけは避けてください。

なかでも電車に飛び込むのは最悪です。
云万人規模で迷惑です。
挙句は、遺族が電鉄会社からペナルティを請求されます。

あと、「自殺を考えている」などと身近な人に相談するのもやめてください。
相談されたほうが迷惑ですし、ストレスになります。
本気で自殺を考えるのであれば、誰にも言わず、ひっそりと誰にも迷惑が及ばないやり方を探してください。死ぬ気になれば、それくらい考えることはできるはずです。

また、子どもに生命保険の死亡保険金を贈りたい場合、契約3年に満たない場合は徒労に終わります。要するに無駄死にです。

生命保険に入っている方は、死亡保険金が支払われないケースについて早速確認してみてください。

さて、自殺を防ぐ方法ですが、こんなところですかねぇ・・・。

①うつを予防する


②薬を飲みすぎない
③社交的な生活を心がける
④アルコールは適量に
⑤趣味を持つ
⑥悩みや困りごとを相談できる場所や相手を確保する

明日は第5位です。

002 気をつけたいホウレン草の食べ方

こんにちは。
華野小町です。
今日も『女神のレシピ』をお届けします。

ホウレン草は青野菜の代表選手。
ビタミンやミネラルや食物繊維などの栄養価たっぷり。
貧血、高血圧、糖尿、便秘を抑制改善し、美容効果も高い野菜のスーパースターです。

でもね。
貧血気味の女性などはホウレン草の食べ過ぎにご用心。
ホウレン草に含まれているシュウ酸が腸内で鉄分の吸収を妨げることがわかっています。

ホウレン草をナマで食べたり、野菜ジュース(青汁)にして飲んだりしてるお友だちがいたのですが、 シュウ酸には腎臓結石のリスクがあるんです。

だから私は、ホウレン草を生では食べません。
3分ほど茹でて食べるようにしています。

あと、男性の方に知っておいて欲しいことがあります。
ホウレン草には男性のポテンシーを下げてしまう作用があるということ。
要するに、ホウレン草を摂り過ぎると、男性が機能しなくなってしまうリスクが・・・(赤面)。

昔のマンガで、『ポパイ』というのがありました。
主人公のポパイが窮地に陥るたびに、彼女(オリーブ)がホウレン草を食べさせていたの。
きっと彼は●●●だったかもしれない・・・(また赤面)。

あのカップルは、彼女が彼を元気にさせようとホウレン草を食べさせていました。
で、その甲斐あって悪者をやっつけるのだけれど。
ホウレン草を食べさせれば食べさせるほどに、プラトニックな関係になっていったのじゃないかしら。

ジャムおじさんも片隅に置いておいてくださいネ。
うふふ(またまた赤面)。


第7位 老衰

 

7位 老衰        2%

経済的なことも含めて社会的な支障がなければ、老衰で死ぬのはもっとも幸せだと考える方が多いようです。

与えられた身体機能が加齢とともに少しずつ低下して、花がしぼむように次の世界へ旅立っていく・・・。

そのためには、身体的のみならず、精神的にも経済的にも・社会的にも自立&自律していることが前提でしょうね。

国家に期待しすぎない。
子どもに期待しすぎない。
医療に期待しすぎない。

人は何かに期待すれば裏切られ落胆します。

するとストレスが身体を蝕みます。

私どもでは、この3つの距離感をうまくコントロールする生き方を、『クールな老後』として推奨しています。

みなさんがこれを実現するために必要な各種サポートを提供してまいります・・・。

あれれっ。なんか宣伝になっちゃいましたね(笑)。

明日は第6位です。

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