NPO法人 二十四の瞳
医療、介護、福祉のことを社会福祉士に相談できるNPO「二十四の瞳」
(正式名称:市民のための医療と福祉の情報公開を推進する会)
お問い合わせ 042-338-1882

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最近よく耳にするジェネリックってなぁに???

こんにちは、ジャムおじさんです。
 
私が運営するNPO二十四の瞳(正式名称:市民のための医療と福祉の情報公開を推進する会)では、医療や福祉の現場で利用者が不利益を被らなくてもいいように、さまざまなご相談に24時間体制で応じています。ご要望があれば、相談者に代わって医療機関等と折衝するなど、100%利用者側に立った活動を身上としています。
 
この半年間に寄せられた相談の中から、誰しもが遭遇する可能性のあるものをピックアップして紹介していきたいと思います。
 
70代女性からの質問です。
Q/血圧とコレステロールの薬を全部で5種類飲んでいます。薬代もバカにならないと頭を抱えていたら、先日テレビのニュースで「ジェネリック」にすれば自己負担が少なくなると耳にしました。わかりやすく教えて欲しいのですが。
 
A/ジェネリック薬とは、「特許期間切れコピー薬品」です。ある製薬会社が莫大な投資をして開発した新薬の特許期間が切れると、別の製薬会社が低価格(新薬の半額から8割)のジェネリック薬を出してきます。患者の経済負担が減り、膨らむ国民医療費の抑制にも効果があります。しかし、これまでは、患者から医師に対してジェネリック薬を頼むことが難しかったため、なかなか普及しませんでした。
 
そこで厚労省は、今春より処方箋の様式を変え、患者が薬局で「ジェネリック薬でお願いしたい」と要望しやすく工夫しました。従来は、処方箋の「後発医薬品への変更可」という欄に医師が署名しない限り、薬局が独断でジェネリック薬を処方することができませんでした。
 
それが今春からは、医師がジェネリック薬の使用を認めない場合に限って署名するシステムに変わったのです。 まずは、最近もらった処方箋の様式をちょっと見てみてください。

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