NPO法人 二十四の瞳
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医師が考える「良い医師」

さて今回は、医者が考える良い医者の条件について、複数のドクターに聞いてみた結果をご紹介します。

 

●第一条件は技術力。「患者に好かれる=腕が良い」とは限らない。
●正確な診察・確かな技術力・適切な対処ができること。
腕の良い医者ほど忙しいから話す時間が無い。腕の悪い医者はその逆。 
●短い時間でもきちんと患者に納得してもらえる説明ができることは、今後の良い医者の条件としてさらに重要になっていくだろう。
●技術・知識・経験が高いことは当然で、患者ときちんとコミュニケーションがとれる人間も大切。 
●良い医者の見分け方は、難しい症例の患者が来た場合、すぐに他の先生に相談してくれる医者。自分だけで抱え込み、自分の診断が一番だと頑固に対処し続ける医者は、患者にとって一番危険。
・カルテ開示など、すでに時代はオープンにすべき方向に動いているから、他の病院でも診てもらいたいと申し出ても一向に構わないと思う。
●一番良いのは、医者の友人を持つこと。医者が自分の家族を診てもらいたいと思える医者こそが、本当に良い医者ではないか。

こうして眺めてみると、患者と医者の価値観がかなり異なることがわかりますねぇ。

次回は、双方の価値観を踏まえたうえで、患者と医者との相性ということについて考えてみようと思います。

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