NPO法人 二十四の瞳
医療、介護、福祉のことを社会福祉士に相談できるNPO「二十四の瞳」
(正式名称:市民のための医療と福祉の情報公開を推進する会)
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PPPにおけるもっとも重要な2つの質問

 いよいよ、『PPP(ポジション・プランニング・プログラム)』において議論する7つのテーマです。
まずは、貴院のポジションを明確にするためにもっとも重要な2つの質問から。

 
①貴院が提供している医療サービスの特徴を、こどもや高齢者でもわかるように15秒で説明するとしたら、
どのような説明になるか。
 
②その説明を15秒聞いただけで、「是非利用したい」、「今かかっている医療機関からすぐにでも切り替えたい」と
、丸一日かけてでも遠路からやって来るような貴院にとって理想的な患者とはどのような患者か
 
③②で定義した理想の患者に対して、①の説明をしてみる。その結果、「ちょっと違う
な」と思えば①の質問に戻る。
 
経験上、以上の2つの質問に対する答えを見つけることで、貴院のポジショニングは殆ど決まったようなものです。世の中のあらゆる商品やサービスは、「欲しい(利用したい)と思う人にとってわかりづらい」という理由で売れなくなっているのです。だから、貴院のサービスを利用したいという対象に、こどもにでもわかりやすい説明をしてあげるだけで売上は上がるのです。

小売業界において、百貨店が出口なき迷路にはまっているのは、すべてのひとに、いろいろな商品を、似たような説明で売ろうとしているからに他なりません。ひと言で言えば、総花的なアプローチはダメということなのです。

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